海外で働く将来性

将来性が見込めないのは、今後生きていく上で、また海外で働くには不安要素ですよね。いくら海外で働くにはある程度チャレンジ精神が大事だとはいえ、あまり挑戦が過ぎるのは無鉄砲というもの。そこでこのページでは海外で働くには外せない将来性について触れていきます。翻訳や建築、WEB関連の仕事についてオリンピック後を見据えてご紹介します。

海外で働くことを目指せる学校を探してみよう!

国を選ぶ 将来性を考えて国を選ぶ

海外で働きたい人は多くいますが、その中で将来性まで見据えてどの国で働きたいかまで決まっている人は意外と少ないものです。
アジアなら日本から近いからそこそこ楽そうだとか、英語と言えばアメリカやイギリス?など。
しかし海外で働くにはどこでもいいという考えを捨てなければいけません。 海外実務経験というのはアドバンテージになりえますが、自分の将来像はある程度かためておいた方がいいでしょう。
例えば近年では領土や反日運動なども見られた中国。 日系企業が多く進出していましたが、今では撤退した企業も少なくありません。
ネットで調べてみたらよさそうだったから、と思っても、もしその記事が何年も前のものだったら目も当てられません。 全ては自己責任ですから、世界に出ていくならしっかりと世界情勢には気を配っておきましょう。
国で選ぶとすれば人気な国で挙げたようなシンガポールやタイ、またフィリピンやインドネシアといった東南アジアは日本との交友関係も築かれており、求人も多く将来性も安定していると見ていいでしょう。
アメリカやイギリスといった世界でも指折りの国は難易度が高いものの、やはり夢に溢れた将来であることに間違いありません。
まずはどこかで経験を積み、足がかりや基盤を作ったうえでチャレンジするのが安心かもしれませんね。

仕事を選ぶ 将来性を考えて仕事を選ぶ

● 通訳/翻訳
上流階級になれば当たり前のように何ヶ国語も話すようになりますが、マイナーな日本語を習得している人は珍しく、日本を訪れる外国人もどんどん増えている昨今では仕事に困らない職種と言えます。
言語間の壁は今後それこそスペシャルな翻訳機でも開発されない限りは常にあり続けるため、海外で働くには将来性のある職業です。
通訳関連で最高レベルと言えば国際会議での活躍ですが、今や国を超えたやり取りが容易で珍しくない時代、探さなくても需要があうポジションと言えるでしょう。
いきなり専任の通訳士から、ということは少ないですが、各種サービス業や翻訳をつづけることで確実なスキルアップ、キャリアアップが見込める、海外で働くにはオススメな仕事です。

● IT関連
現代においてITとはもうなくてはならない物になっています。今後も進化を続けていくことは間違いありませんが、決して無くなることがない仕事として今後も反映を極めていくでしょう。
なくならない安定した仕事、という見方もありますが、拡大/成長し続ける仕事としてはピカイチ。
特に技術と言うのは言語を介さないだけあって、国籍や人種に影響を受けずに切磋琢磨し合える環境があります。
自分を高め続けられるような、海外で働くには最高の業種と言ってもいいでしょう。

● 士業
士業というのは、各種の専門家のことを指します。
例えば弁護士や司法書士、税理士や社会保険労務士など、他にも様々ありますが、それぞれが各分野の専門家です。
専門性と言うのは海外で働くには重宝され、語学力を差し置いても注目されるポイントです。
日本でも特出した何かがあるのは評価されますが、個々の力を重視する傾向にある海外では大きな強みとなります。
また特定の企業に勤めずとも仕事ができるため、撤退や倒産、リストラの不安もほとんどありません。
もちろん競争相手が増えればそれだけ仕事獲得率も減ってしまうわけですが、海外で働くにはしっかりと自分の専門性を確立し、他にはない何かを確保するのが重要です。

● 農業/漁業
農業や漁業に関して、日本は世界に誇る技術力を持っています。
どちらかといえば大量生産ではなく質の面であるため大国では響きづらいですが、アジアを中心に非常に評判が高い仕事です。
またコストがかからないこともあり発展途上国などでも活躍しており、今後永久的にニーズのある分野だと言えるでしょう。
他分野と絡めること容易なその特性は、安定性にも汎用性にも優れ、海外で働くには自身の仕事の幅を広げるのにも役立ちます。

帰国を選ぶ 将来性を考えて帰国に繋げる

現地採用でバリバリ働いている人でも、一生そのままその国で働き続けるのかと問われたとき、即答でYESと答える人はそういません。例え仕事に成功して生活が充実していたとしても、先の10年後や20年後までの将来性を見通すのはなかなか難しいものだからです。
特に東南アジアは新興国で、今勢いもありどんどんと成長していきます。そして一定まで伸びるとそこから伸び率が安定し始めます。発展の魅力が落ちれば将来性まで考えて帰国へ動くのも当然かもしれません。

そうしたときに日本で再就職を考えるならば、現地では年収よりも経歴としてわかりやすいものを得ておくべきです。
役職などがあるととてもわかりやすいでしょう。もちろん国や仕事にも寄りますが海外で働くには定時帰りで内容もそれほど詰まっておらず……ということも珍しくないため、勤務環境がいいとは言えない日本で働くには事前にメリハリをしておくのも一つの対策です。
しっかりと海外で働いてきた実績さえあれば語学力と行動力がアドバンテージとなり評価は高いと思って間違いありません。
しっかり前向きな動機さえあれば、帰国して働くことは一つの将来性のある正しい選択です。