募集開始時期
オリンピックのボランティアスタッフの採用は2016年内には始まると言われています。
推定ですが最終的には8万人ほどのスタッフを起用するとのこと。長野オリンピックの時には36,000人程度と言われているので、なんと今回は倍以上ですね。
聞き覚えがあるかもしれませんが、オリンピック開催地誘致のために打ち出した「お・も・て・な・し」の心。
オリンピックスタッフにはその心を学ぶ研修会が実施されると言われています。
話題を呼んだフレーズなので、しっかりおもてなしについて学んで準備をしたいですね。
参加の手順
1.開催2~4年前
東京オリンピック(大会組織委員会)の公式サイトにボランティアスタッフの募集リンクが現れます。
そこの応募フォームに、履歴書情報やあれば希望業務などの必要事項を入力します。
すると面接の連絡がきますので、しっかりと自分をアピールしましょう。
2.開催1年前
オリンピックのプレ大会、予行練習が開催されます。
担当することとなる会場や業務についてはここで決定されます。業務内容によっては実地訓練もあるとか。
特に事前に訓練していく必要はありませんが、普段外に出ない人等は本番に向けて直射日光に慣れておくなどの対策をしておくといいかもしれませんね。
3.開催半年前
一般研修をはじめ、会場ごと、業務ごとにそれぞれ研修が行われます。
海外の場合は航空券、遠方の場合は滞在場所の確保もこのタイミングで行います。
今回は8万人規模ですから、もしかしたら少し早まるかもしれません。
4.数か月前~数週間前
海外であれば現地に渡りますが、今回は東京なので渡航はありません。(一部業務によっては発生します。)
東京付近へ滞在し、早ければこの時期から業務を開始する担当もいます。
スタッフの証であるIDカードや、ユニフォームの配布などもこのタイミングで行われます。
5.開幕
いよいよ開幕! 研修でも訓練でもない本番が始まります。
次はいつになるかわからない国内開催のオリンピック。スタッフ一同、選手とも一丸となって、精一杯盛り上げていきましょう。
参加資格
気になる参加資格ですが、基本的に厳しい審査基準は設けていません。
一番気になる点としては語学力ですが、これは業務によっては必須となるだけで大多数では特に求められません。
もちろん医学とかスポーツとかの専門知識もいりません。必要なのはやる気だけ!
ただし自分で携わりたい仕事があるならば、事前に確認して準備した方が良さそうです。
なお、オリンピックスタッフは原則ボランティアであり、無報酬なことに注意しましょう。
会場への交通費や宿泊費についても基本的には自己負担です。
食事の支給は行われるそうですが、ある程度の出費は覚悟しておきましょう。